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牡丹きぃ、運営、鳴神裁の主張のまとめと考察

それぞれの今までの主張をまとめたうえで考察していきます
事実誤認等がありましたらご指摘ください
内容は随時加筆修正します

報酬問題
牡丹きぃ
・固定給を少しもらっている
・投げ銭の振り込みがない

運営
・最低保証額は月3万円だったが12月に交渉して月10万円に賃上げした
・前月分の収入を折半する契約だった
・11月分の投げ銭は1月に入金する予定だったため1月3日時点の明細には記載していない

鳴神裁
・牡丹きぃが運営は給料をビタ一文払わないクズだと嘘をついている
・牡丹きぃの固定給は当初月6万円だったが今では10万円もらっている
・同じ運営で働いているVTuberの最低保証額は6万円でそれよりも遥かに高い

 まず、牡丹きぃは最初から固定給をもらっていることを明らかにしている。鳴神裁による「牡丹きぃが運営は給料をビタ一文払わないクズだと嘘をついている」という指摘は固定給と投げ銭の話を混同した完全な事実誤認である。騒動の発端となったツイートの時点で固定給をもらっていると話しているため、明らかに矛盾した内容であれば発信する前に本人に確認しておくべきだっただろう。根本的な部分から事実と食い違う動画だったことから、捏造された動画だという疑惑が膨らんでしまったのではないかと考えられる。
 鳴神裁の「牡丹きぃの当初の固定給は6万円だった」という指摘も運営が公開していた「牡丹きぃTWITTERに関するお詫びとご報告」に記載されている3万円の2倍の金額となっている。運営はその報告を訂正していないため、鳴神裁の指摘の方が誤っている可能性が高い。
 また、12月に賃上げ交渉に成功して翌年1月3日に炎上事件が起こって仕事ができない状態に陥ったことを考えれば、最低保証額10万円というものは勤務実態を表すには相応しくない。長時間労働を月収3万円程度で何ヶ月も続けたことの苦痛や不満が騒動のきっかけの一つになったことは間違いなく、大卒初任給が20万円ほどの一般社会と比較すれば月収3万円は理不尽な金額である。
 しかし、その事業において収益をほとんど得られていないのであれば、それだけの報酬を得られることはむしろ幸運であろう。赤字事業の責任を企業と労働者のどちらが取るべきかという問題はここでは触れない。
 投げ銭については、11月にユーザーが支払った投げ銭が、12月に運営会社に振り込まれ、1月に牡丹きぃに支払われる予定だった。牡丹きぃは前月分の収入を折半する契約だったにもかかわらず報酬の明細に投げ銭の金額が含まれていなかったことから、契約を無視して投げ銭を1円も支払ってもらえないと誤認した。契約書がないという発言も、こういった背景から飛び出したのではないかと考えられる。
 これに関しては、支払時期を運営会社に確認せずに発信してしまった牡丹きぃの明らかな落ち度である。また、1月時点でこの誤解が解けているため、牡丹きぃの誤解だったことを伝えずに嘘つき呼ばわりしている鳴神裁の行動は不適切である。「嘘をつくこと」と「誤解すること」は全くの別物であり、区別しなければならない。



監視アプリ問題
牡丹きぃ
・ツイートを無理やり消されたり無断でリツイートされたりする
・パスワードを変えても操作される
・運営からこのTwitterはいつでも操作可能だと言われた
・監視アプリを削除した

運営
・TweetDeckを使ってツイートの削除等を行った
・パスワードを共同管理していた
・運営も牡丹きぃも謝罪文を書いていない

鳴神裁
・遠隔操作アプリは牡丹きぃのでっち上げである

 ツイートの削除やリツイート等の遠隔操作は実際に行われており、それは運営自身も認めてアプリ名を公開している。そのため、鳴神裁の遠隔操作は嘘であるという指摘は間違いである。今回の遠隔操作には違法性はみられないが、パスワードを変えても操作されるといった事態であれば何らかのソフトを仕込まれていると考えるのも当然である。しかし、監視アプリという表現では誤解を生みやすい。総じて、表現力の欠如によって問題が大きくなってしまっている節が見受けられる。
 本問題での最大の争点は、謝罪文の投稿や釈明動画を予告して宣伝していたのは誰なのかという点にある。鳴神裁が牡丹きぃに取材をして1月10日に公開した動画では、牡丹きぃはこの動画の公開を承諾していなかったとしている。
 アカウント名が変えられていた時期のツイートには「弊社牡丹きぃによる発言を訂正させてください。本日夜のメインチャンネルでの発表をおしばし待ちください」や「もともとこのTwitterは運営のものであり、彼女には譲渡しているだけでした。問題はありません」といったものがある。これらの一連のツイートがあったからこそ、謝罪文は運営によって書かれたものだという認識が広まった。加えて、会社名義のTwitterアカウントを開設してそちらでも釈明動画の告知をしていたにもかかわらず、釈明動画がアップロードされるまで牡丹きぃのアカウントでのツイートが成りすましであると注意喚起を行わなかった。
 そもそも、釈明動画が牡丹きぃの望む内容だったのかという疑問もある。牡丹きぃが主張していたことはこの動画でことごとく否定されている。投げ銭を受け取れないことは勘違いであること、運営会社は赤字覚悟の報酬を与えていたこと、監視アプリというのはTweetDeckの機能の誤解であること、こういったことがこの動画で語られた。それを牡丹きぃが自ら宣伝するとは考えにくい。
 運営が別アカウントから釈明文章をアップロードして牡丹きぃのアカウントでリツイートをしたときも、すぐにそれを削除して隠蔽した。牡丹きぃにとって自分の勘違いで大きな騒動を起こしてしまった事実が広まることは避けたかったと推測できる。対立しつつも運営がTwitterの権利を取り上げて活動停止させることに成功していることもあり、運営には不可能であったとは言い難い。
 ただ、この問題に関しては解決することはないだろう。運営はこの件で散々非難を受けてきたため、自分がやったとは認められないだろうし、牡丹きぃも他人を陥れたと思われるような行為を認めることはない。



ヤクザ疑惑
牡丹きぃ
・運営が想像以上にヤの人である

運営
・ヤという表現ですので八百屋さんかもわからないですし、焼肉屋さんかもわからない

鳴神裁
・牡丹きぃが友人に運営の名前を教えたらヤクザだと言われた
・運営には指が5本ついている

 騒動の発端は、牡丹きぃの「運営が想像以上にヤの人である」というツイートである。これはあくまでも比喩表現として「ヤクザのように怖い人だった」という趣旨で発言しているだけにも見える。その真意は本人でなければわからない。その後、牡丹きぃがヤクザ関連でどのような発言をしたのかは筆者には入手できなかったが、これを受けて運営はヤクザだという声が一部であがってしまった。牡丹きぃが騒ぎ立てたのではなく、周りが騒ぎ立てて、それを黙認、あるいは同調した格好ではないかと思う。
 これに対して、運営は釈明動画の中で、「ヤという表現ですので八百屋さんかもわからないですし、焼肉屋さんかもわからない」と明らかに消極的な姿勢を見せてしまった。さらに、釈明動画内で自身の社名を間違えたり、サイトによって名前を使い分けていたため、正体を隠そうとしていて怪しいと疑惑が深まってしまった。そして、運営の別の職業が明らかになったことで、さらに疑う声は大きくなった。
 これは両者ともに対応に失敗している。牡丹きぃは自分のファンたちがヤクザだと騒ぎ立てるのを諭すべきであり、運営はヤクザではないと明言すべきだった。そして、名誉回復を望むならば4月に新しく出した声明文においてもこの件を明記して否定すべきだっただろう。牡丹きぃからSNSを取り上げて口止めした状態で数ヶ月経たせるのではなく、牡丹きぃの口から間違いであったと否定させる機会をつくることも必要だった。
 鳴神裁がリークした友人からヤクザだと言われたという話は、騒動が予想よりも大きくなって引けなくなったために牡丹きぃがついた嘘のようにもみえるが、実際の経緯は本人とその友人にしかわからない。だが、鳴神裁の行動はヤクザ疑惑を晴らすために一定の役割を果たすことができただろう。



1日15時間労働について
牡丹きぃ
・牡丹きぃとして1日15時間「活動」してきた
・1日に何時間も練習しているところを動画に撮るように指示された

運営
・1日15時間「労働」の件について
・牡丹きぃがやりたいことのサポートをしているだけで無理やりやらせたわけではない
・本人が頑張り屋さんで無理をしてしまった
・コーチに見せたり動画にするために練習風景の撮影を指示した

鳴神裁
・毎日15時間の配信を強要させられていたと嘘をついている

 これは全員の主張が微妙に食い違っている。牡丹きぃは1日15時間の「活動」と言っており、運営は15時間の「労働」、鳴神裁にいたっては、15時間の「配信強要」となっている。
 まず、間違いなくいえることは、15時間の「配信」という話題は今まで一度も出てきていないため、ただの事実誤認だろう。また、外部の人間である鳴神裁が牡丹きぃが在宅勤務でどれだけの時間働いていたかを知る術はないので、嘘であるという断定はできない。
 労働時間がどれほどだったのかという問題は、「労働」の定義による。たとえば、牡丹きぃは頻繁にコラボをしていたようなので、コラボ相手との打ち合わせや準備にも相当な時間がかかっていただろう。他にも企画を練る時間や、ゲーム実況者としての練習時間も労働時間に含まれるのかもしれない。実際に、運営は練習風景を撮影するように指示したことも釈明動画の中で明らかにしている。
 VTuberは特殊な職業であり、ファンとの距離の近さが一つのウリになっている。ファンとの交流やファンサービス等も仕事のうちだという考えならば世間一般的な労働の定義とは大きく異なるが労働時間は長い。たとえば、fictyとABCテレビが共同で行ったVTuberオーディションでは採用者は毎日一定数以上SNSで投稿することが義務付けられている。SNSの利用を仕事の一部としてみなされる場合もあり、VTuberにおける15時間の活動が一般的に想像する15時間労働とかけ離れている点にも注意が必要だろう。
 運営による釈明動画は牡丹きぃがなぜ長時間労働してしまったのかという説明に終始しており、牡丹きぃの長時間労働を直接的には否定しなかった。これは否定する証拠を出す術もないので仕方ないだろう。自宅で何時間働いていたかは本人にしか知りえないことで、それが報酬に直接的に影響するものでもない。
 また、契約書がないので断定的なことは言えないが、個人事業主という区分であるならば長時間労働自体は違法とならない場合もある。ただし、運営は釈明動画内で「牡丹きぃさんが体調不良や辛いときでも配信ではそういった素振りを見せることなく常に明るく元気に振る舞う姿に私も元気をもらい、この方はすごくプロだなと思い、いつも関心しておりました」と話しており、体調不良であることを知りながら配信を強行することが常態化していたという疑惑は拭えない。



その他
ご紹介いただいたサイトが非公開になったため、リンクを削除させていただきました。
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コメント

No title

報酬問題についてはこちらの方が詳しく解説していますが契約自体も違法の可能性があるようです。

https://note.mu/milkcocoa_org/n/nd6f829cc94fc

それぞれの主張に食い違いもあるので本人の行動に問題がある点を差し引いても動画の内容は飛ばしと言えますね。

Re: No title

サイトをご紹介いただきましてありがとうございます。
とても有益な内容だと思いましたので、
当ブログ内にもリンクを貼らせていただきました。

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